フレッツフォン


B県就職支援センター 行政
実際の対面カウンセリングと変わらないクオリティ。遠隔地の住民も気軽に利用できる「テレビ電話カウンセリング」が始まった
 ニート、フリーターへの対策が求められる今、全国で行政レベルの取り組みが始まっています。こちらのセンターでは、悩みや迷いを抱える若者と1対1でカウンセリングを行い、やりがいのある仕事をみつける手助けをしておられます。カウンセリングはface to faceが基本ですが、相談したくても近くにセンターがない、という若者もたくさんいます。そこで登場したのが、「テレビ電話でのカウンセリング」という方法でした。表情やしぐさが見えるテレビ電話のカウンセリングは、おかげさまでカウンセラーからも、相談する方からも大好評。もっと台数を増やしたい、といううれしい感想をいただいています。
●事業内容●
若者に対する就職支援
●事業所数●
県内3拠点+1サテライトセンター
活用イメージ
1.サテライトセンターの相談コーナー 2.就職支援センターのカウンセラー
導入前のニーズ
遠方の人へも、本格的な対面カウンセリングを行いたい。
通信料を気にせずにカウンセリングを行いたい。
導入後の効果ポイント
カウンセラーが遠隔地に出張することなく、対面カウンセリングが実現した。
電話のカウンセリングではわからない表情も読み取れるため、質の高いカウンセリングを行うことが可能になった。
定額料金のため時間を気にせずカウンセリングに集中できる。
求人情報の提供だけでは解決しない悩みを
カウンセリングで
 若者就職支援センターが支援の対象にしているのは、34歳程度まで。求人情報を提供するだけではなく、きめ細かいカウンセリングを行っている。
 若者たちからはどんな相談が多いのだろうか? 若者就職支援グループのTさんに伺った。
「こういう職種の仕事を探している、というよりも、自分にはどんな仕事が向いているのかがはっきりわからない、現在勤めてはいるがもっと自分に合った仕事に転職したい、あちこち勤めてみたがどうしても長続きしない、といった悩みを抱えた方が多いですね。 悩んでいる人にとっては、求人票だけではなく、きめ細かい相談に乗ってあげることが必要だと考え、こうした取り組みを行っています」
 県内3カ所の拠点でカウンセリングにあたるキャリアカウンセラーは、産業カウンセラーなどの資格をもった就職支援のエキスパート。相手の悩みや希望をじっくり聞きながら相談にのり、何に興味を持っているのか、どんなイメージを持っているのかを引き出し、アドバイスを行う。
表情やしぐさが見えないと、
質の高いカウンセリングは難しい
「電話相談やメール相談なども受け付けてはいますが、カウンセリングは、1対1で顔を見ながら行うのが基本です。たとえば、『○○の資格が取りたいのだがどうすればいいのだろう』といった具体的な質問に対しては、電話やメールでも答えることができますが、悩みを抱えている人に対しては、電話やメールでは十分な相談ができません。
 カウンセラーは、声だけではなく、相手の表情やしぐさなどを読み取りながら、相手の気持ちを聞き出していきますから、対面で行うことが非常に重要です。『たとえばこんな仕事には興味がある?』と問いかけても、電話では、いまひとつ、興味があるのかないのか、反応がわからない。しきりにうなずきながら聞いているのか、首をかしげながら興味がなさそうにしているのか・・・・が見えないと、カウンセリングはなかなかスムーズに進みません」
 しかし、「対面」という以上、相談を希望する人は、カウンセラーが待つセンターを訪れなくてはならない。県内3拠点近隣の人ならばいいが、もっとも近いセンターまで車を飛ばしても2時間、という地域もある。こうした遠隔地の人にも、なんとか気軽にカウンセリングを受けてほしい、ということで始まった試みが、フレッツフォンによる「テレビ電話カウンセリング」だった。
 センターが近くにない場所でも、テレビ電話の端末さえ設置しておけば、離れた場所のカウンセラーの「対面カウンセリング」が受けられる、というわけだ。
パソコンは操作が複雑、
テレビ電話付き携帯電話は料金が気になる
 パソコンを使ったテレビ電話を使うことも考えたが、相談者は一人でテレビ電話が置いてあるコーナーを訪れる。パソコンが苦手な人もいるだろうし、通話の途中にうっかりマウスで別の場所をクリックしてしまったら通話が切れてしまった、ということも起きるかもしれない、という心配があった。
 テレビ電話機能付きの携帯電話を使ってはどうか、とも考えた。
「これは料金がネックになりました。カウンセリングしながら、通話料金を気にしていたら、相談者もカウンセラーも落ち着かない(笑)。カウンセリングは、どうしても時間がかかりますし、やはり携帯電話の画面ではちょっと小さいなあ、と。 だれでも簡単に使えて、性能のいいもの、通話料の心配をせずに使えるもの・・・という条件で探すとフレッツフォンしかなかった」
今後は土日や夜間も使える場所に
サテライトを増やしたい
 相談者はフレッツフォンの前に腰を下ろし、登録してあるセンターの番号にタッチするだけ、という簡単さだ。
 実際にテレビ電話でカウンセリングを行っているカウンセラーたちにも「やはり表情がわかると相談しやすい」「実際に目の前に座ってカウンセリングをしているときと変わらない感覚」と好評だという。
「まだサテライトは1カ所だけ。現在は市役所の施設内のため、土日や夜間は利用ができない、といった課題もあります。近い将来、大学の就職課や、図書館などにもコーナーを作って、もっともっと多くの人に気軽に利用してもらえる環境を作りたいと思っています」
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